という書き出しで始まる、あの小説が好きである。
これまでに幾度、読み耽ったことであろう。
これまでに幾冊、手にいれたことであろう。
誰かにくれてやっては、あらためて買いなおし、
どこぞに置き忘れては、性懲りもなく買い求める。
もう、諳んじてしまうほどに読んだではないか、とは思う。
が、しかし、である。
手元にないことがわかると、どうも収まりがよろしくない。
それが新品であれ中古であれ、である。
どこか北の国を旅しておられるはずの
ギタリスト、中西文彦氏から写真が送られてきました。
ご覧いただければ幸いです。