そりゃあ、そうだ、
こんなわたしでさえ、生きていれば毎日いろんなことがあるわけです。
まあ、言ってしまうと "blues" の訳しかたで見方もかわるよなあ、と。
ケン吉岡、カナダはトロント在住のハーモニカ・プレイヤー。
彼の吹くブルーズってなんだろうってドアで聴きながら思ったのでした。
憂鬱なこと、面倒なこと、鬱陶しいこと、むかつくこと、
えーと、厭だなあ、って思われるようなこと全般が
"blues" と言ってしまって良いかなあ、なんて思っているのですが、
まあ、なんと言うか、泣くが厭さに笑い候、って感じじゃあないと、
やっぱりやってらんないよなあ、とかって思ってしまうのでした。
憂鬱をとなりに据えてこその我が身なりけり、ってくらい、
ぱさぱさに乾いた覚悟があってこその "blues" でありましょう?
まかりまちがっても "恨み" などとは訳してよいはずはないのです。
であるならば、ケン吉岡のからっとかわいたハーモニカはどこまでも
"blues" だよなあ、って、わたしなんかには感じられるのでした、はい。
えーと、かっこいい写真がいっぱい撮れましたので、
明日も載っけますね、では、皆さま、おやすみなさいませ。
"Ken Yoshioka Live in Japan"
5/25(日)
@マタリ
ケン吉岡(harmonica)
吉村ブラザース(guitar)
大澤逸人(bass)
早川誠(drums)